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ハイブリッドp2pって何?

ハイブリッドP2Pとは、すでに説明した クライアント・サーバ型とP2P型の複合 (ハイブリッド)タイプです。 すなわちデータの所在情報はクライアント・サーバ型のように決まったサーバー上に存在し、それぞれのユーザーはサーバーに問い合わせをすることによって、そのデータの存在場所を把握できるものです。 完全なクライアント・サーバ型のように、データそのものが決まったサーバー上にあるというわけではなく、あくまでもそのデータが「どこに存在しているのか」という所在情報が、決まったサーバーに問い合わせてわかるようになるということです。 また、こういったデータ探索をするサーバーを インデックス・サーバ と呼称します。

p2pとは何ですか?

P2Pではネットワーク上にデータやコンピュータが分散しているため、全てのノード情報の把握が困難です。 このため匿名性の確保が容易と言えるでしょう。 サーバーにより管理されているネットワークでは、サーバーに対するサイバー攻撃で、サーバーで管理されている個人情報や機密情報が漏洩するリスクがありますが、P2Pであれば、 個々のコンピュータにサイバー攻撃が仕掛けられても、分散されているデータのみの被害で抑えられます。 このような性質のため、利用者のプライバシーは守りやすいと言えるでしょう。 P2Pは最低限、送信元と送信先の機器を構築しネットワークで接続すれば通信できます。 このためクライアント・サーバー型のシステムよりも 安価に構築可能 です。

p2pを利用したファイル共有を目的としたアプリケーションは、ネットワーク帯域が圧迫されますか?

P2Pを利用したファイル共有を目的としたアプリケーションではデータの転送を継続的に行うものが多く、ネットワーク帯域が圧迫されることで、 他のアプリケーションによる通信に影響が発生する可能性 があります。 情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS) では、企業における総合的な情報セキュリティマネジメント体制の構築や運用が求められています。 ただISMSでは自社内で決めたルールがベースであり、社内の環境や状況によって、どのようなルールを設定するかは自由です。 一般的には企業の情報システム部の判断に委ねられています。

p2pファイル共有ソフトとは何ですか?

P2Pはマルウェアなどに弱く、悪意のあるプログラムに感染した場合、サーバーを経由せずにクライアント同士で感染が広がってしまう可能性があります。 そのため、社内でP2Pソフトの使用を禁止している企業もあります。 P2Pでは断続的にデータ通信を行うため、ネットワーク帯域が圧迫されやすくなります。 結果として、P2P通信を利用するアプリケーションを起動している間、他の通信に影響を与える可能性があります。 P2Pファイル共有ソフトは、P2Pの技術を利用して作られたソフトです。 障害に強く、匿名性が高いというメリットがある反面、ウイルス感染のリスクが高く、ソフトウェアにセキュリティホールが存在した場合、急速にP2Pネットワークを介して感染が広がるなどの危険性があります。

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